2023年10月
火災保険でリフォームしたい!手続きの流れを解説
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カテゴリー:コラム
火災保険では、自然災害によって住宅が被害を受けたときに補償をもらうことができます。
もしもの時の心強い味方と言えるでしょう。
一方で、保険の手続きは難しそうなイメージをお持ちではありませんか?
確かにお金が関係する話なので、書類での手続きは必ず必要です。
しかし、手続きは案外簡単に済んでしまうものなのです。
ここでは、保険金でリフォームする場合の手続きの流れについて解説していきます。
火災保険で補償してもらえる条件
まずは、受けた被害が火災保険で補償してもらえるかどうかを確認しましょう。
自然災害で受けた被害である
火災保険という名前ですが、補償されるのは火災だけではありません。
大雨、台風などの自然災害全般に広く補償されます。
ただし、地震については地震保険で対応しているため、こちらでは適用外となります。
被害を受けてから3年以内である
火災保険には申請できる期限があります。
それは被害を受けてから3年以内であることです。
申請は既に自分のお金でリフォームしてしまった後でも有効です。
条件を満たしている方は、ぜひ申請をしましょう。
申請の流れ
工事業者に依頼する
保険の申請には、書類が必要になります。
この書類で、「どの箇所が被害に遭っているのか」「工事費用はいくらか」などを申請しなければいけません。
また、被害箇所の写真を撮る必要もあります。
これを個人で用意するのは難しいので、リフォームの工事業者に依頼するのがおすすめです。
保険業者の調査
保険会社に連絡後、書類と破損個所が一致しているかなどを調査するために鑑定人が派遣されます。
ここで確認が取れれば、補償が確定します。
書類に高い信頼性があれば、この工程は省略されることもあります。
保険金を受け取る
提出書類と現地調査をもとに、補償金額が決定されます。
お金は、銀行口座に振り込まれます。
お金を確認したら、実際の工事にとりかかりましょう。
大体、申請から2週間~1カ月で入金というケースが多いようです。
まとめ
一見、難しそうな火災保険の申請ですが、工事業者に任せることでとても簡単に済ませることができます。
火災保険は、適用されるケースかどうか分からなかったり、面倒だからと申請を見逃してしまったりする方もいらっしゃいます。
見逃してしまうと、せっかく受け取れるお金が無駄になってしまうこともあります。
ぜひ火災保険のことを知って、お得にリフォームしてください!
リフォームに火災保険の適用をする際の申請方法とは?
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カテゴリー:コラム
「火災保険がリフォームに適用されるって本当?」
「火災保険でリフォームを行う際の申請方法がわからない…」
火災保険でリフォームを行えるということは意外と知られていません。
また、火災保険でリフォームを行う際の申請方法についてあまり詳しく知らない方もいるかと思います。
そこで今回は、火災保険とは何か、そしてリフォームの申請方法について詳しく解説します。
□火災保険とは?
火災保険と聞くと、その名前から火事の時にしか適用されないようなイメージを持ちますよね。
しかし、火災保険は「火事の時以外にも適用される保険」ということをご存知でしょうか?
火災保険は火災に限らず、爆発・破裂・落雷・風災・雪災などの自然災害から様々な事故まで幅広く適用されるケースがあります。
実際に、火災以外の災害による被害は多いので、保険の請求件数も多くなっています。
では、実際にどのように申請をするのか以下で解説していきます。
□申請の手順
その1:専門業者に依頼する
自分では保険申請の対象になるか判断することは難しいので、自然災害に詳しい専門業者に調査をしてもらうのが一番でしょう。
専門業者が調査を実施し「この損害は火災保険が適応できるかどうか」を判断します。
保険を適応できる場合、調査報告書・被害がわかる写真・リフォーム工事の見積書など申請に必要な書類を作成してもらいましょう。
その2:保険会社に連絡する
自分で申請を行う場合、保険会社に連絡をし、申請に必要な書類を送付してもらいます。
その後、上述した報告書や写真なども合わせて必要な書類を全て保険会社に提出しましょう。
契約をした専門業者に申請も依頼している場合、専門業者がサポートをしてくれます。
申請に必要な書類の提出なども合わせて申請を行ってくれるので結果を待ちましょう。
その3:保険会社が調査を実施する
保険会社や代理店が「専門業者の見積もりが正しいかどうか」を判断するために、現地で調査を行います。
しかし、損害金額が少なかったり、明らかに自然災害の被害であると認められたりすると、この調査は省かれるケースもあります。
その4:補償金額の決定・リフォーム工事開始
保険会社による調査で火災保険の対象であると判断されると、補償金額が決定され、申請者の口座にその金額が振り込まれます。
入金を確認後、施工会社にリフォーム費用を支払い、工事を行なってもらいましょう。
工事が終了したら、完了報告書を受け取って全ての手続きが終了します。
□まとめ
今回は、火災保険とは何か、そしてリフォームの申請方法についてご紹介しました。
火災保険はリフォームにも適用できるもので、その際の申請方法の流れをお分かりいただけたかと思います。
今回の記事を参考に、火災保険の活用を検討してみてください。
また当社では、お客様の暮らしをより良いものにするために、悩みを解決するリフォームを行なっています!
何かご相談したいことがあれば、ぜひお問い合わせください。
適用できるの!?雨漏りに伴うリフォームの火災保険について徹底解説!
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カテゴリー:コラム
「最近雨漏りが起きたのでどうにかしたい」
「保険を使ってリフォームできるのかな?」
リフォームに保険を適用できると、費用が抑えられるのでぜひ使いたいですよね。
しかし、実際にどのような場合に保険を適用できるのかわからないという方もいるかと思います。
そこで今回は、雨漏りに焦点を当ててリフォームに保険を適用できるのかどうか解説していきます。
□雨漏りをなおすのに保険を使える?
結論から言うと、条件を満たしていれば保険を使って雨漏りのリフォームを行えます。
ここで言う、保険とは火災保険を指しています。
「火災保険とは何か」や「どういった場合に利用できるのか」を知ると、なぜ火災保険をリフォームに使えるのかを理解できるかと思います。
以下で詳しくみていきましょう。
□火災保険について
そもそも火災保険ってなに?
火災保険と聞くと火災にしか利用できないのかな?というイメージを持ちますよね。
しかし、火災に限らず風災・ひょう災・雪災・落雷・破裂・爆発などの自然災害から様々な事故まで幅広く適用される可能性があります。
どういった場合に適用されるの?
上記の説明だけではどういった場合に利用できるのかイメージしづらいかと思います。
そこで、ここでは火災保険を適用できるケースを紹介します。
・竜巻や台風が原因で屋根の瓦が壊れたり、吹き飛ばされたりしたことで起きる雨漏り
・積雪量に耐えられず瓦がずれたり、雨樋が壊れたりしたことで起きる雨漏り
・竜巻や台風が原因で飛ばされたもので住宅が被害を受けたことで起きる雨漏り
以上のようなケースでは火災保険を適用して雨漏りのリフォームを行うことができます。
やはり、「自然災害による被害かどうか」は重要なポイントですね。
自分でこういったことを調査するのは難しいので、まずは業者に相談してみることをお勧めします。
適用できない場合はあるの?
火災保険を使ったリフォームを検討している方は、適用できる場合と一緒に適用されない場合についても知っておくといいでしょう。
「経年劣化が原因の雨漏り、自然災害が原因でない、工事時の雨仕舞の不良」などのような場合には、火災保険を適用できません。
このほかにも、「被害から3年以上経っていること」や「損害額が少ないこと」などのように、時間やお金の面でも条件があるので注意が必要でしょう。
□まとめ
今回は、リフォームに保険を適用できるのかどうかについてご紹介しました。
「自然災害による被害かどうか」というのが重要なポイントでした。
保険を使って雨漏りのリフォームを行うことは可能なので、今回の記事を参考に保険の適用を検討してみてください。
何かご相談したいことがあれば、ぜひお問い合わせください。
火災保険を利用したリフォームの詐欺に気をつけよう!手口と対処法を解説
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カテゴリー:コラム
「火災保険でのリフォームを狙った詐欺が多いって本当?」
「どのような手口で詐欺が行われているのだろう?」
火災保険を利用してリフォームを行えると費用を抑えられていいですよね。
しかし、この火災保険を利用したリフォームを狙った詐欺があると聞いて不安な方もいるかと思います。
実際にどのような詐欺があって、どのように対処したらいいのでしょうか?
これらを知っておくと詐欺の被害にあう確率を下げられるでしょう。
そこで今回は、火災保険を利用したリフォームと詐欺について詳しく解説します。
□火災保険とは?
火災保険は、火災に限らず風災・ひょう災・雪災・落雷などの自然災害から様々な事故まで幅広く適用される可能性のある保険です。
台風によって屋根や外壁が壊れた、落雷で屋根が壊れたといった自然災害が原因の住宅への被害に関しては、火災保険を利用してリフォームを行えるケースがあります。
しかし、このリフォームを狙った詐欺が増えているのも事実です。
では、実際にどのような詐欺があるのか以下で見ていきましょう。
□詐欺の手口と対処法
火災保険を利用できない建物でも火災保険をすすめる
火災保険を使ったリフォームをすることができない建物であるにもかかわらず、火災保険を利用するために、「火災保険を使うためには○○をしてください」「保険会社に○○と言ってください」といった指示をしてくる業者には気をつけましょう。
これは、あなたが嘘の申請・申告をしたことになります。
この嘘が発覚すると、保険会社に返金をしなくてはならなくなったり、裁判になったりする恐れがあるので十分注意しましょう。
火災保険でまかなえると言って無駄な工事をする
火災保険で費用が抑えられるということで、実際には必要のない工事をしようとする業者には注意が必要です。
火災保険で補償がきいたとしても、補償金額でまかなえない分はあなたの自腹となります。
また、火災保険前提で話をすすめる業者にも同じように注意が必要です。
工事を始めてから補償がきかないといった状況になると全額自腹になってしまいます。
対処法
一番の対処法は「優良な業者を選定する」ことでしょう。
これはなかなか難しいかもしれませんが、いくつか参考にするといいポイントを挙げます。
・火災保険を適用できない場合のことも考えてくれる
・無理に火災保険の利用をすすめてこない
・火災保険を利用できるかわかるまで工事をしない
・説明に曖昧な部分がない
以上のポイントを参考に優良な業者を選定していきましょう。
□まとめ
今回は、火災保険を利用したリフォームと詐欺についてご紹介しました。
火災保険を利用したリフォームを検討している方は、詐欺にあわないよう十分注意しましょう。
優良な業者の選定ポイントを参考にしてみてください。
何かご相談したいことがあれば、ぜひお問い合わせください。
何かご相談したいことがあれば、ぜひお問い合わせください。
屋根のリフォームに火災保険を利用できることを知っていますか?
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カテゴリー:コラム
「屋根のリフォームに火災保険が使えるって本当?」
「火災保険を利用する方法について詳しく知りたい!」
突然ですが、屋根のリフォームに火災保険を利用できることをご存知でしょうか?
「その二つに何のつながりがあるのだろう?」と思う方もいるかと思います。
確かに、火災保険をリフォームに利用できると聞いてもイメージが湧かないですよね。
そこで今回は、火災保険と屋根のリフォームについて詳しく解説します。
□火災保険と屋根のリフォーム
火災保険とは?
火災保険は、火災だけでなく、爆発・破裂・風災・雪災などの自然災害や様々な事故による被害に適用されます。
この中の、「風災」による屋根の被害が認められると、火災保険を屋根のリフォームに利用できます。
「風災」とはどのようなものかご存知でしょうか?
以下で解説していきます。
風災とは?
風災とは、台風、強風、大雪などの自然災害のことです。
風災による被害として、「雨漏り」、「屋根材のずれ」、「割れ」、「雨桶の損傷」、「釘やビスのずれ」などが挙げられます。
そのため、屋根が上述したような状態であると風災と認められるケースが多いので参考にしてみてください。
□利用方法
火災保険をリフォームに利用する際の申請の流れは、基本的に以下のようになっています。
*その1:専門業者に見積もりをしてもらう
*その2:保険会社に本人が連絡する
*その3:屋根の状態を伝える
*その4:申請に必要な書類を揃える
*その5:保険会社の鑑定人による調査
*その6:保険の対象になるかどうかの決定
*その7:保険の対象である場合、補償金額が決定
ここで、注意点を2つ挙げておきます。
まず、「*その2:保険会社に本人が連絡する」についてです。
申請を代行している業者もいますが、保険の悪用を考えている業者はこの申請の代行を利用するケースが多いので注意しましょう。
次に、「申請のタイミング」についてです。
火災保険の保険金は、「工事前のリフォームの見積もり費用に対して、どのくらいの金額を出せるか」で決まります。
従って、屋根のリフォームを行う前に申請をする必要があることに注意しましょう。
□まとめ
今回は、火災保険と屋根のリフォームについてご紹介しました。
火災保険をリフォームに利用できる理由や申請方法をお分かりいただけたでしょうか?
今回の記事を参考に、火災保険の活用を検討してみてください。
また当社では、お客様の暮らしをより良いものにするために、暮らしの悩みを解決するリフォームを行なっています!
何かご相談したいことがあれば、ぜひお問い合わせください。
火災保険の営業は詐欺!?リフォームで損をしないためには
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カテゴリー:コラム
火災保険の営業で、「実質0円でリフォームできます」などと言われたことはありませんか?
その内容としては、火災保険をリフォーム代にあてて、負担0で修理をするというものです。
実は、この営業は詐欺である可能性があります。
こうしたトラブルで損をしないために、知っておきたい情報をまとめました。
□火災保険でリフォームはできる?
そもそも、火災保険を使ってリフォームすることはできるのでしょうか。
できるケース、できないケース
火災保険を使うことができるのは、「自然災害によって破損した箇所を元に戻す」場合のみです。
したがって、今の住宅の価値を上げるようなリフォームには使えないのです。
もし考えているリフォームが、家の増築や設備のグレードアップであれば、それは保険の適用範囲外となります。
鑑定人が判断した場合のみ
では、災害によって壊れたかどうかはどうやって判断されるのでしょうか。
これは、火災保険を申請したときに調査をする、鑑定人の方が判断します。
そのため、適用対象となるのは、「自然災害で被害を受けた場所」であり、かつ「鑑定人が被害を受けたと判断した場所」のみとなります。
□悪徳業者の手口
では、この仕組みから悪徳業者はどのように詐欺をするのでしょうか?
火災保険対象外の箇所もリフォームを勧める
「火災保険を使えば実質0円」という売り文句で、リフォームを勧めてきます。
しかし、リフォームしてみたら実際は火災保険がおりなかったというケースがあります。
このように、保険が適用されないのにもかかわらず、不要な箇所をリフォームしようとする業者が見られます。
特に、室内や設備に関することで、火災保険を口実にする業者は注意すべきです。
火災保険が適用されにくい場所とは
火災保険は、大雨や雷など自然災害の被害に対して補償する仕組みです。
そのため、自然災害の影響を受けないような場所についてリフォームを勧めてくる業者は詐欺の可能性があります。
例えば、室内の壁や床は、雨風とは関係ないので保険が適用されにくい場所です。
また、外壁も屋根に守られる場合が多く、保険が適用されにくいので、注意してください。
□まとめ
保険金はいざというときに頼りになるものですが、使えるケースというのは決まっています。
そうであるのにもかかわらず、保険が適用されないようなリフォームを勧めてくる業者も残念ながら存在します。
そういう業者に引っかからないためには、保険に関する知識を持っておくことが大切です。
賃貸の退去費用は火災保険で補える?退去時に使える保険について解説
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カテゴリー:コラム
賃貸に住んでいる人は、退去時に部屋に不備があった場合、その分の修繕費を求められることがあります。
これがトラブルになりやすく、負担の仕方について揉めることもあります。
そんな厄介な退去費用ですが、実は火災保険によって補うことができるということはあまり知られていません。
今回は、火災保険を使って退去費用を補う方法をご紹介します。
□賃貸の退去費用とは
退去時の原状回復義務
例えば住んでいるときに窓ガラスを割ってしまった場合、次の人が住むときに困りますよね。
その場合、今住んでいる人が退去するときには、ガラスを直してから出ていく義務があります。
このように、賃貸から退去するときに元の状態に戻す義務のことを、「原状回復義務」と言います。
もっとも、借主がリフォーム業者を呼んで修繕することを求められることはあまりありません。
むしろ、金銭面で負担するというケースが多くなります。
原状回復はトラブルになりやすい
ここで厄介なのが、どこまで修繕する義務があるのかが、曖昧になっている点です。
大家側としては、できるだけ綺麗な状態にして退去してほしいのに対し、やはり借主側はできるだけ負担を減らしたいものです。
そこで、お互いの主張が対立しトラブルになったり、不満が出たりということになりがちなのです。
原則、新築ほど綺麗にする必要はないのですが、やはり明らかな破損に対しては負担しなければなりません。
□退去費用に火災保険は使える?
火災保険についている特典を利用する
賃貸用の火災保険には、「借家人賠償責任補償」というものがついていることがあります。
これは、退去時の費用について補償してもらえるものです。
通常の火災保険は、自然災害や偶然の事故に対してのみ適用される保険です。
そのため、元々は原状回復義務に関しての補償はありません。
しかし、この借家人賠償責任補償があれば、退去時の費用についても補うことができます。
借家人賠償責任補償が組み込まれているかどうかを確認する
借家人賠償責任補償は、かならず火災保険とセットになっているわけではありません。
一部、値段が安い保険には組み込まれていない可能性もあります。
今入っている保険がどのようなものか、もう一度チェックしてみましょう。
□まとめ
火災保険の借家人賠償責任補償を使えば、退去時の費用を補うことができます。
もし保険金があれば、退去時のトラブルを少なくできるかもしれません。
ぜひ今加入している保険を見直して、有効活用できないのか検討してみてください!
保険を使っての修理を考えている方はぜひ一度検討してみてください。
火災保険で詐欺!?トラブルなくリフォームするには
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カテゴリー:コラム
火災保険は災害で大変なときにお金を受け取れる、とてもありがたいものです。
しかし、本来得をするはずの保険で詐欺に遭って損をしてしまうというケースがあります。
それも、巧妙な手口で知らず知らずのうちに詐欺に遭っていたという場合すらあるのです。
ここでは、火災保険でのトラブルを避けるために知っておきたいことをまとめました。
□火災保険の詐欺とは
詐欺は悪徳業者によって行われる
火災保険で詐欺行為をするのは、リフォーム会社などを装った悪徳業者です。
火災保険を口実に余計な工事をすることで利益を上げているケースが多いです。
詐欺のやり方
では、どうやって人を騙すのでしょうか。
まず、一番多いパターンが「保険金があるからと言って工事をしたが保険適用外だった」というものです。
これは、余計な工事をすることで多額の費用を要求するという点で悪質です。
これが一般的なリフォームであれば気が付くかもしれません。
しかし、火災保険があるという口実があることで気が緩んでしまう方も多くいらっしゃいます。
また、途中でそれに気づいてキャンセルしようとしても、多額のキャンセル費用を要求されることもあります。
□詐欺に遭わないためには
では、このようなトラブルを避けるためにはどのようなことに気を付ければよいのでしょうか。
ここでは、詐欺に遭わないためのポイントをご紹介します。
解約料をチェック
悪徳業者は常識外れな見積もりを出した後、断られては元も子もないので、多額のキャンセル料を設定していることが多いです。
高額なキャンセル料が設定されていないか、事前にチェックしておきましょう。
進め方が強引な業者は怪しい
見積もりを出した後、すぐに工事を始めようとする業者は悪徳業者である可能性があります。
というのも、保険金がどの程度支払われるかという予測を多めに見積もっておくことで、高額な工事を行おうとしているからです。
それが、実際の保険金申請でばれてしまうのは業者からしてみれば避けたいのです。
そこで、まだ保険金申請していない状況からも強引に工事を始めようとします。
優良な企業を見つける
トラブルに遭わないための一番の対策は、優良企業をしっかり見極めることです。
優良企業なら、火災保険でいくら補償が出るのか、そのためにベストな工事はどういったものかなどを知り尽くしています。
状況に合った工事について、分かりやすく説明してもらえるでしょう。
「自己負担0円」「保険金で実質無料」などの甘い言葉にすぐに飛びつかず、じっくり業者を選ぶことが大切です。
□まとめ
火災保険のトラブルは、悪徳業者を選んでしまうことで起こります。
裏を返せば、しっかりと優良企業を選ぶことで、トラブルは避けることができます。
悪徳業者は甘い言葉でお得感を強調してきますが、よく考えてから依頼するように心がけましょう。
火災保険でリフォームしたい!気になる条件を解説
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カテゴリー:コラム
台風をはじめとする自然災害で、家に深刻なダメージが残ってしまうことがあります。
リフォームを考えると、費用が大きな壁になりますよね。
そこで頼れるのが、火災保険による工事費用の補償です。
今回は、火災保険でリフォームしたい方のために、その条件を解説します!
□火災保険とは
そもそも、火災保険とはどのようなものなのでしょうか。
簡単に、ご説明します。
保険の一種
火災保険は、数ある保険の中のひとつです。
住まいの契約をする時にはよく勧められます。
この保険は、大切な住宅を自然災害から守るためのものです。
補償は火事だけじゃない
火災保険と聞くと、火事にしか対応していないような印象を受けがちです。
しかし、実際は火事をはじめ、台風や大雨などたくさんの種類の自然災害に対応しています。
ただし、自然災害の中でも地震には対応していないこと、また一部の人為的な被害も適用範囲外なことにご注意ください。
□火災保険の保険金を受け取れる条件
では、どういう場合に保険金が受け取れるのでしょうか。
対象は、建物と家財
火災保険で自然災害の被害に遭った場合、その補償の対象になるのは、建物と家財のみです。
それも、入る保険によって様々で、建物のみ、家財のみなどの中から選ぶこともできます。
例えば、賃貸の物件なら建物の保険に入る必要はあまりありませんよね。
受けた被害が災害の時にのみ受け取れる
ここで注意したいのが、受けた被害が災害によるものかどうかという点です。
例えば、台風によって外壁が剥がれたという場合は明らかに災害による被害です。
しかし、長年の雨風による劣化の場合は、確かに自然の力によるものですが補償の対象にはなりません。
あくまで、災害に対する保険だということを頭に入れておきましょう。
免責金額が決まっている
保険によって、免責金額というのが決まっています。
これは、被害を受けた側が少なくとも自己負担しなければいけない金額です。
この金額以下の場合、補償は受け取れません。
つまり、免責金額以上の被害を受けた場合、その差額を保険金として受け取ることができるのです。
□まとめ
火災保険は、大切な住居を自然災害から守る方法の一つです。
住居を失って住む場所がないということになると、大変です。
しかし、保険というのはただ入っていれば安心というものでもありません。
自分に必要なものを選んで、受け取るタイミングを逃さずにいる必要があります。
保険の知識があれば、いざというときも安心できますね。
火災保険でリフォームしたい!手続きの流れを解説
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カテゴリー:コラム
火災保険では、自然災害によって住宅が被害を受けたときに補償をもらうことができます。
もしもの時の心強い味方と言えるでしょう。
一方で、保険の手続きは難しそうなイメージをお持ちではありませんか?
確かにお金が関係する話なので、書類での手続きは必ず必要です。
しかし、手続きは案外簡単に済んでしまうものなのです。
ここでは、保険金でリフォームする場合の手続きの流れについて解説していきます。
□火災保険で補償してもらえる条件
まずは、受けた被害が火災保険で補償してもらえるかどうかを確認しましょう。
自然災害で受けた被害である
火災保険という名前ですが、補償されるのは火災だけではありません。
大雨、台風などの自然災害全般に広く補償されます。
ただし、地震については地震保険で対応しているため、こちらでは適用外となります。
被害を受けてから3年以内である
火災保険には申請できる期限があります。
それは被害を受けてから3年以内であることです。
申請は既に自分のお金でリフォームしてしまった後でも有効です。
条件を満たしている方は、ぜひ申請をしましょう。
□申請の流れ
工事業者に依頼する
保険の申請には、書類が必要になります。
この書類で、「どの箇所が被害に遭っているのか」「工事費用はいくらか」などを申請しなければいけません。
また、被害箇所の写真を撮る必要もあります。
これを個人で用意するのは難しいので、リフォームの工事業者に依頼するのがおすすめです。
保険業者の調査
保険会社に連絡後、書類と破損個所が一致しているかなどを調査するために鑑定人が派遣されます。
ここで確認が取れれば、補償が確定します。
書類に高い信頼性があれば、この工程は省略されることもあります。
保険金を受け取る
提出書類と現地調査をもとに、補償金額が決定されます。
お金は、銀行口座に振り込まれます。
お金を確認したら、実際の工事にとりかかりましょう。
大体、申請から2週間~1カ月で入金というケースが多いようです。
□まとめ
一見、難しそうな火災保険の申請ですが、工事業者に任せることでとても簡単に済ませることができます。
火災保険は、適用されるケースかどうか分からなかったり、面倒だからと申請を見逃してしまったりする方もいらっしゃいます。
見逃してしまうと、せっかく受け取れるお金が無駄になってしまうこともあります。
ぜひ火災保険のことを知って、お得にリフォームしてください!